多機能USBマイクロスコープ

最適なピントの位置を知らせる機能です。焦点が合ってくると画面右下のフォーカスバーの高さが上がります。バーの高さが一番高い所が合焦位置です。焦点の合う位置が肉眼では分かりにくい対象物でも、最適な焦点位置を教えてくれるので、容易にシャープな画像が得られます。

マウスカーソルをピントを合わせたい画面上の場所に置き、マウスのスクロールホイールをクリックするだけでAF が作動。その場所の最適なピントの位置を検出します。そのまま撮影も可能です。ピントを合わせたい場所の選択やピントの調整も自由自在。マウスのスクロールホイールを前後に動かすことでピントの微調整ができます。本体に触ることがないので、ブレることなく微妙なピント合わせが可能となります。高品質の画像が簡単に得られるだけでなく、作業効率が格段にアップします。

・望遠タイプ（LWD = Long Working Distance）
本体と対象物を密着させることなく、撮影・観察できます。高拡大率においても、被写体との距離を約５cm 程度とることができます。本体を入れることが出来ない狭い所にあるもの、液体中の物体、触れてはいけない精密機器の部品のチェックなど、本格的な業務用途としてもマルチにお使いいただけます。
・高倍率タイプ
新設計の光学系により超高倍率と高画質を実現しました。高倍率時においても従来モデルよりも大きな作業距離を確保。これにより対象物との距離がとれるので応用範囲が広がります。バイオメディカル、材質分析、電子機材検査、など微小で複雑な構造の検査や測定が必要な分野で幅広くご利用いただけます。

異なる焦点の一連の画像を組み合わせて一枚の画像を合成することにより、被写界深度（焦点の合う範囲）を拡大します。表面がでこぼこしていたり、突起があるような対象物でも、より焦点の合う範囲が広い画像が得られます。
ＥＤＯＦ機能により、対象物のピントが合う範囲が広くなり、対象物がくっきりと映し出されます。EDOF で撮影された画像は実際には数枚の画像から合成されたものですが、その元画像をEDOF のファイルから見ることができます。オリジナル画像と比較できます。異なるピントを持つ画像は被写界深度の参考情報としても利用できます。

異なる露出の一連の画像を組み合わせて一枚の画像を合成することにより、ダイナミックレンジ（明暗の範囲）を拡大します。明暗の差が大きかったり、反射光が入っている対象物などの場合、暗部のつぶれや白とびを抑え、ダイナミックレンジを拡大し、細部まで再現されたより自然な画像が得られます。
ＥＤＲ機能により、反射光などで白く飛んでしまうのを抑え、対象物の細部の形状が分かりやすく映ります。

ダイヤルの倍率を変更すると、それに追随して、自動的に画面上の倍率が変更される機能です。倍率を変更すると自動的にリアルタイムでその倍率がソフト上に反映されます。測定の精度や効率が向上します。